家族~8月の事例相談

8月の相談事例
8月は、家族での問題の相談が多かったように思います。

(30代 男性)
妻からのDV被害
今、別居中だが、妻からのDVがヒドかった。
女性が男性からDVを受けている場合は、相談する窓口やシェルターもあるが、
逆になると、ほとんど窓口やシェルターは無い。
警察も、女性の言い分は聞くが、男性が暴力を受けている場合はあまり取り合ってくれない。
結果、別居や離婚をしたとしても、周りは自分がDVを受けていたとは信じてくれず、
奥さんじゃなく、自分が悪いとしか見てくれないのが納得いかない。
奥さんの暴力が何故始まったのか、きっかけは何であれ、暴力はそのままにしておくと
どんどんエスカレートするので、一旦別居できたのは良かったと思います。
今後のことは、第三者を入れてよく話し合って結論をだしてほしいです。
暴力や、刃物を持ち出す。という様な事になる可能性がある相手との話し合いの場合は
必ず第三者を入れての話し合いにしてください。

(70代 女性)
息子の家庭内暴力。
主人が亡くなってからは、警察も呼べない。家を出たくても頼れる所がなくなった。
内容が急を要するほど危険だったため、とにかく早く行政にも相談して、
息子さんと離れるように準備したほうがいい事例でした。
こういった、ご両親が高齢になるまでずっと誰にも相談せず、我慢をしてきた場合、
「もう限界」と思った時には、親族も他界していて、誰にも頼れなくなった。
というケースも多いです。
8050問題もよく聞きますが、暴力が無い場合でも、
いつ何が起こるかわからないので、子供が一人で生活をしていかなくてはいけなくなった時の為にも、
お金のことや、生活のことは、早めに調べたり、行政に相談しておくといいと思います。

コロナ禍で、気分転換で出かける事も、友人などに会う機会も減り、
考える時間が増えてきているせいもあり、周囲に相談しずらい家族間の相談が増えてきたのでしょうか。
一人で悩まず、声をあげてください。

性別、年齢、国、宗教や、被害者、加害者を問わず、DV家庭内暴力、ひきこもり、虐待、多重債務、ストーカー、自殺など
悩みごとや困りごとがありましたら
公益社団法人日本駆け込み寺へご相談下さい

新宿歌舞伎町駆け込み寺:03-5291-5720
相談受付時間 10:00-17:00

コメント