立ち直れる人になる (刑務所出所者支援の一幕)

 

立ち直れる人になる

 

 

刑務所出所者の支援事業をしていると、いろいろな人間が来る。
中には、「なんかもらえるやろか?」と思ってくる奴もいるよ。

 

残念だが、うちは炊き出しもしていないし、何にもやれるもんはない。

一方で、本当に立ち直りたいと思ってやってくる人間もいる。

 

社会に知り合いもいないし、仕事先も見つからない。
まじめにやろうとしても、立ち直れるきっかけがつかめない。

玄さんどうしたらいいですかと相談に来る。

本人は、本気や。
真剣さがすぐに伝わってくる。

 

この間も、そういうやつが来た。
俺はちょっと話してすぐに、立ち直れると判断して、ある地方都市の飲食店に、その相談者を預けた。

即断即決。頼れるのは直感のみ。

 

相談者は、初対面に近い自分にどうしてそこまでしてくれるんですか、と驚いていた。

 

俺が大丈夫と思ったら、大丈夫や。
もちろんその男には、少なくとも半年、決してやめないと固く誓わせた。
俺の言いたいことは、「信頼を裏切るな」ただ、それだけ。

 

俺は誰にでもそうはしない。人を動かす真剣さが、その男にあったということやろうな。
もっと言うなら、俺はその男の中に過去の俺を見た。

 

人の一念は、人を動かす。
立ち直りたいのなら、立ち直れると人に信じさせる人になれ。
その真剣さ、必ず天に通じる。

 

 

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