無心で待つ

 

無心で待つ

 

 

最近はせっかちな人間が多いよな。
「玄さん、次はどうしたらいいですか」
「いつまで待っていたらいいですか」
ちょっと、ちょっと、すこし落ちついたらどう? と言いたくもなる。
インターネット時代の弊害やろうな。

 

待つ、にもコツがある。
「○○だったら、こうして、ああして」と雑念でいっぱいになって待つと浮足だつし、イライラもする。

 

待つときには、無心になる。空の容器になる。

その容器には、ジュースが入ってくるか、お酒、水か、それともご飯か、肉か、野菜か。

食べ物が入ってくるかどうかもわからん。何が入ってくるかもわからんやろ?

それを小さな頭で、きっと○○が入ってくると余計なことを考えるから現実に対応できんのや。

 

水が入ってくると思ったら魚が入ってきてびっくりして受け止めそこねる。

いつも空っぽにしておく。そして、どんなものでも入ってきたら受け入れる。

 

待つってそういうこと。
どんなものでも受けて立つ。
満たされる喜びって、これなんや。

 

 

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